13年振りに笠丸山と鳴神山に向かった。前回は何れも時計回りの周回でしたが、今回は安全確認、体力も考え登山口からのピストンとしました。

前日は他2名と現地合流できず5名で笠丸山の先の三角点まで、直下の胸突き八丁に緊張しながらも無事登山口に下山。山頂では残り僅かなアカヤシオとヒカゲツツジに出合うことができました。

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宿を出て鳴神山へ、30分程でコツナギ橋に到着、幸い2台分のスペースが空いていました。支度をしてすぐ横の登山口から上がっていきます。

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沢沿いに上がる道は緩やかで、昨日の急登とは違い嬉しくなります。対岸に木材を運ぶための林道が作られ、合流した地点の先には数台の重機、さらに斜面を巻くように道が付いています。どこまでも杉林が続く中、木橋が沢に架かり、数回繰り返しながら渡っていきます。

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ワサビや少し花の開いたヒイラギソウなどが柵で保護されています。ヤマトウバナやヒトリシズカも咲いています。大きく囲いがされた所にルイヨウボタンの群落、咲き始めたばかりですがその広さにビックリです。気ままに揺れるルイヨウボタン、やたらとシャッターを押して何とか撮ることができました。

少し上がると遠目にピンクの花を確認、カッコウソウが見えてきました。13年前は中に入れなかったが、その時にここを管理されていた方に出合い、奥まで案内してもらって写真が撮れたことを思い出しました。今回は中に入れるように散策路が一方通行に作られ、間近に見ることができアップで撮ることができてとても良かったです。

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『カッコウソウ協議会』の人たちが自生地保護のための協力金として絵葉書とバッジを販売していました。元気な声に誘われてついつい、いつまでも守ってもらいたいものです。

すぐに稜線に、椚田峠で一本入れます。

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風が強く冷たいので全員一枚着込みます。山頂まで20分の標識がありようやく山道らしくなり、ここまでの緩坂をニッコリ歩くことができました。

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まっすぐに登っていくとヤマツツジの真っ赤なつぼみ、岩場が出てくるとヒメイワカガミがたくさん咲いていました。展望台からは山並みの新緑がとても綺麗です。

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手前のピークを確認してその先の山頂へ、のんびり2時間かかりました。

祠と共に記念の一枚、車座のように並ぶ椅子にザックを置いて景色を楽しみます。

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山頂に立つ山の指標をみてその方向に目をやります。日光白根山、男体山、妙義山、浅間山などたくさん、残念ながら富士山は雲がかかり見えませんでした。

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山頂を後にあとは下るだけ、峠まで慎重に下ります。

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カッコウソウを眺め、ルイヨウボタンをいま一度撮り、木橋を右に左に沢沿いに下っていきます。雷神社の御神水に触れ、小さな沢に降りて『いずくの瀧』を正面から撮ります。

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林道に出合い、真っすぐに道は続き、コツナギ橋に到着、今日も楽しい山が無事に終わりました。お疲れ様でした。

鳴神山の花たち

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山域   栃木県 鳴神山

山行日  202153日 晴れ

参加者 CL148 3 392 元133 159 他2名 写真148 392

コースタイム 

コツナギ橋登山口735840カッコウソウ群生地857~椚田峠900940鳴神山山頂1000~椚田峠1025~カッコウソウ群生地~コツナギ橋登山口1105