まだまだ雪遊びがしたく、今度はスノーシュー使える新潟の坂戸山へ。そして、最近雪山用具を揃え、張り切ってる山岳会友と一緒に行くことになった。この山の標高は634mと低山であるが雪は多そう、そしてネット情報によると冬専用コースがあるとかでそのトレースをGPSに入れておく。早朝、登山口近くの銭渕公園駐車場に、明るくなってからスタート、まずは車道横歩道歩き。
そして民家の間を通ると、一部の家では屋根に水を流し雪を溶かしてるよう。道に流すのは知っていたが、屋根は初めて見た。GPSに従い尾根の取りつき場所に行って見るが、その登り口が分からない。通りかかった人に、事情を話すと大分先の方に登山口があるとか、途中知り合いの家で確認して、途中まで案内してくれる。左側には坂戸山が見えている。
別れた後しばらく進むと、先に軽自動車。先ほどの人が心配して来てくれたのだ。何と親切でありがたい。結局、当初の登り口ではなく、寺ガ鼻コースの登山口へ来たが、登れれば良しとしよう。この時期入る人はいなく、車道からの橋には1m以上の雪が積もり、渡るのに一苦労。
そこからは雪が深くなってるので、スノーシューを付けて、尾根に取りつく。
少し登ると、大山阿夫利神社と御嶽神・と書かれた石碑がある。
更になだらかな尾根が続き、あるのは獣の足跡のみ。
先にはこれから行く尾根筋と山頂が見え、右側に金城山が構えている。
振り返ると、登って来た尾根とその下に民家が小さく。更に登り、右遠方には谷川の山々が見え始め、その左端には三角の恰好いい飯士山だろうか。左側には、この山メインコースである薬師尾根が見えてるが、こちらより急なよう。
風のためか変形した赤松を横にして、徐々に細い尾根を登る。
下を振り返っては、先へと更に細い尾根となる。
メインコースとの合流、ここからは踏み跡がある。
山頂を見ながらの登りは気持ちが良く、右には飯士山や苗場山がハッキリして来た。
傾斜が少し急になり、足を踏みしめて上がると山頂。
そこには神社があり、近くで数名の人が休憩中。途中からの踏み跡はこの人たちのものだろう。残念なことに山頂の標柱は雪の中であるが、先には八海山と中ノ岳が大きく見える。
お昼を取りながら、先行く尾根を見て、その右には金城山が大きくそしてその後方には真っ白な巻機山が頭を出してる。
少し右側奥に目を向けると、谷川岳や万太郎山、仙ノ倉岳も確認できる。
後から来た人たち含め皆さんメインルートを戻るようだが、自分は通称北尾根と言われるルートに入るが、全く踏み跡なくGPSに従って進む。
急な下りではジグザグに、
樹林帯入口で主水郭の標柱見つけルートの確信を得る。
その後登って来る単独者、これでルートが明確になったのは良かったが、最後の下り場所は雪が崩れていて危なく行かない方がいいとか。木はすぐになくなり、真っ白い尾根をちょっと登ったり下ったり、右側に八海山と連なる山々がきれい。
雪庇には氷柱があり鼻たれ小僧のよう、先には下り登りを繰り返す長い尾根が見えおり、気持ちがいい。途中2人の方が休憩中、下り状況を確認すると、先ほどの人と同じように危ない所があると。ここまで来たら行くしかないと先に進む。
細い尾根は急傾斜で木がむき出し雪が崩れ落ちてる。ここかと思いながら、木につかまりスノーシューを横向きに何とか木に掛けながら下る。これくらいなら雪の下りで何回か経験しており、言われるほどでもなかった。
その先は雪の丘のようになりその先は激下り、その先にはトンネル口のフェンスが見えて来た。登り踏み跡は直登してるが下りは怖く、気を許さず慎重にジグザグと下る。
トンネルまで降りると雪がなくなり、車道横を少し歩き駐車場に戻った。
★山行形態★ 個人山行
★山名 ★ 坂戸山
★山行日 ★ 2021年02月25日
★天候 ★ 晴れ
★参加者 ★ 345(CL,記)、377、422
★行程タイム★ 銭渕公園駐車場06:40 -07:50寺ガ鼻登山口 -10:30薬師・寺ヶ鼻分岐 -10:55坂戸山11:30 -11:50主水郭 -12:10裏坂戸コース分岐 -13:55美佐島トンネル南口東側登山 -14:10銭渕公園駐車場
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