山友が行っていた孤高のブナに会いたく、中倉山に行くことに。明るくなる頃、スタートとなる銅(あかがね)親水公園駐車場へ。20台くらい停まれる駐車場には先客5台程。釣り準備してる人もいた。公園吊橋の向こうには中倉山が朝日で焼け始める。
アスファルト道の車両止め横を抜け、少し下り左の広い橋を渡る。砂利道進み、真っすぐ行くと松木渓谷だが、また左側の橋を渡る。
正面の斜面には保護柵に囲まれた植樹が並び、最初なんだろうと思った。太いパイプ橋の下を潜り進む。
1m以上もある松葉のような木、開きっぱなしのゲートを二か所、コケ付く長いコンクリ壁。ここにはゴミ捨てるなの注意書きとか、仮面ライダーの絵も。そして右側に小さな看板、中倉山入口と。もう一つの看板には、登山玄関だよ~と愛嬌がある。
ここからはしばらく急斜面となり、最初は砂地、岩ゴロの道、深い落葉の道と変化して、ジグザグに登って行く。
木の間から山が見え始め、ケルンある稜線に出る。
ここからは、足首ほどしかない笹に覆われた尾根道。
岩の展望所過ぎ、小ピークから進行方向とは逆へ少し下りガレ場の展望所へ。
眼下には白い川が流れその向こう山奥には男体山。
ガレ場を戻りメインルート進み中倉山頂。雲が出始め、男体山は隠れてしまった。
木のない稜線を下って行くと、
コルにポツンと孤高のブナ。周りは崩れ始めており、保護のためロープ柵あり近づくことできず。
沢入山を目指し稜線歩きが続くが、ちょっと岩場が出て来る。
右側は大きく切れ落ちた崖となっており、岩の小ピークを巻いたり、登り下りしたり、ちょっと気を使う。でもこの稜線は見晴らし良く気持ちがいい。
途中、波平さんのような枯れ木立つピークを超え、沢入山山頂。周りは木に囲まれてるが、ガスが濃くなり真っ白。
少し先に下って行くと、続く稜線の先に皇海山が見えている。
風が出始めたので木陰で食事とり、来た稜線の道を下る。
そのうちヒョウが降り始め、踏跡が白くなり分かりやすい。岩場稜線は右側の巻き道へ、笹道やガレ場のトラバースとなる。
孤高のブナに出たころには、雲がなくなり、青空も。そしてまた、中倉山を大きく巻くトラバース道を進む。登り道に合流、岩ピークでちょっと遊び、長い下り道に入って行く。登山口まで降りて来ると、あとは歩きやすい林道、周りの山々を眺めながら、橋の手前草藪の中にある池には、カモがおりのどかだ。
駐車場に戻ると、ほぼ満車の状態で、路駐の車も。地元では人気の山のようだ。
★山行形態★ 個人山行
★山名 ★ 中倉山・沢入山
★山行日 ★ 2020年12月13日
★天候 ★ 晴れ
★参加者 ★ 345
★行程タイム★ 銅親水公園駐車場06:50 -07:50登山口 -09:40中倉山 -09:55孤高のブナ -10:50沢入山11:15 -12:05孤高のブナ -13:20登山口 -14:20駐車場
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