週末の天気を見るとあまり良くないが、東北方面は晴れるようで、兼ねてから行きたいと思っていた以東岳に行って見る。前日、雨の中高速道路を走って行き、新潟に入ると雨が降ってなく、いい感じ。それから更に走り山形の道の駅月山に、600kmはやっぱり遠かった。
次の日早朝起きると星空がきれい、途中から砂利道を走り、登山口となる泡滝ダムへ。すでに20台以上の車、自分が停めた後も、どんどん車が。ほとんどは東北や新潟ナンバーだが、岡山の人もいた。
明るくなるのを見計らい、車道を先に進みダム横の登山口を入る。立派な案内図があり、大鳥池までの分割表示もある。x/10表示で一区間15分と分からいやすい。
渓谷沿いに進み、対岸には滝や岩場が見え、きれいに紅葉している。
支流の岩場を横切ったりと、傾斜は緩いがクネクネと進み、振り返ると渓谷もきれい。
右下に音立て流れる川、木々が色付いており、大きな支流渡る吊橋を渡る。
木にはキノコが沢山、5/10表示まで。
そしてまた吊橋となり七ツ滝沢、振り返ると山上部を朝日が照らし始めた。
少しずつ傾斜でてきて、元道近道の分岐、岩を登る近道に入るがすぐに合流、大きな岩の道を進み、大きな木の樹林帯を上がって行く。
登山道に横たわる木には、手の平ほどの大きなキノコが沢山。ルート図が書かれた柱を過ぎ、10/10表示の先にタキタロウ山荘。
この先から周回コースとなり、時間も早いことから、ここに荷物をデポし戻って来るか迷ったが、山頂の以東小屋まで行くことに。木の間からは大鳥池が見え、立派な看板もある。
湖畔を回り込むように進むと、水面に映る山や紅葉に囲まれた山荘がきれい。
周回分岐に来て、時間がかかるが天気も良く眺望のいいオツボコースを進む。
最初土道だが、丸太土止めステップが何か所も、段差が大きく一旦横土に片足ついてから登る。
黄色く染まる紅葉を抜けるのは気持ちよく、左側には色付く山が見えて来るが、最盛期は過ぎたよう。
更に進むと右手の稜線には、以東小屋がポツリと見える。
木が低くなり、周りはまだ色付き残り、丸太ステップ、落葉深い土道と続く。
振り返ると、大鳥池と白いタキタロウ山荘も確認できる。
三角峰を前にして、それを右から巻き、笹に囲まれた大石道を上がる。
足元にはまだマツムシソウが咲いていた。
砂地の稜線に出て、左側にはきれいな三角の月山が見えてる。
笹の稜線を進みオツボ峰、続く稜線の先には以東小屋が常に見えており、左側遠くには大朝日岳が見えており続く稜線いつか縦走してみたいものだ。
三角点を過ぎ山頂表示柱に、ここからも最高の眺めだ。
小屋の向こうには大鳥池。
そして少し下り以東小屋、小屋閉めのため5人が作業中、テーブルなども片付けてる。とりあえず荷物を置き、道案内ロープ撤去されたばかりの高低差100m近くある激下りで水場へ、途中碧玉水と書かれたプレートある大岩があるが水場はもっと下がる。パイプから出る水は柔らかく美味しい。
二階立ての小屋は新しく、1階はバイオトイレと物置、2階が泊り部屋となり、2段ベットの仕切りがある。ただ175cm以上の人には短すぎ、仕切り板を外さなくては。ゆっくりと、遅くなった昼食兼夕食。周りの人との山談議も楽しい。8人で占有しいたが、外を見ると4人こちらに向かっており、その場所確保するのに大慌て。4時半過ぎると夕日が見えそうと山頂まで。赤く染まり始めると皆でおおと声が出てしまう。泊りの楽しみだ。
朝日を楽しみに早々に寝てしまうが、夜中は少し風があり、起きて見ると外はガスリ真っ白。朝日は見られず残念、ここは晴れること少ないらしい。ガスの中直登コースを下り始める。
オレンジの草紅葉、そしてガスが取れ下方に大鳥池が見えて来た。
色付いた低木樹林帯急斜面をしばらく下る。
確かにこちらのコースはほとんど眺望がない。傾斜が緩くなると、河原を横切り、湖畔を回り込むように進む。やはり池と紅葉の情景は絵になる。
周回分岐まで戻るとあとは来た道、タキタロウ山荘の横道抜け、高い木の樹林帯緩やかに下って行く。
途中何か所かに水場があり、変形した柄杓がある。沢の横道になると、ほとんど傾斜もなくなるが、長い道。駐車場に着くと10台程の車、やはり昨日の日曜に帰った人が多いようだ。
帰り道は2日間の汗を流し、小屋で会った人お勧めの回転寿司やへ。地元の魚だろうが初めて聞く寿司を次々と、美味しかった。途中車泊りも考えていたが、調子よく走れ、夜自宅に戻ることができ、充実した山旅3日間でした。
★山行形態★ 個人山行
★山名 ★ 以東岳
★山行日 ★ 2020年10月18-19日
★天候 ★ 晴れ/曇り
★参加者 ★ 345
★行程タイム★ 05:45泡滝ダム -07:15七ツ滝沢橋 -08:25大鳥小屋 -10:55オツボ峰 -12:10以東岳 -12:20以東小屋(1泊) -06:15以東小屋 -08:15大鳥小屋 -09:20七ツ滝沢橋 -10:45泡滝ダム
コメント