以前から栗駒山の紅葉が素晴らしいことは解っていたが、あらためてテレビでその映像が流されたとき、心は山に向かっていました。当初、6人で計画されたが、コロナの影響や、3日の予定が取れないなど、2人で行くことに、と思わぬところで1名のエントリー、経費削減もできて大歓迎。昨日の安達太良山から一般道でいわかがみ平の駐車場へ、下の段の駐車場は満杯、奥の広い所の山側に駐車、イオンタウンで仕込んだ夕食をバスの駐車場に張ったテントの脇でいただき、食後はすぐにテントへ。

夜通し車が入ってきます。食事を済ませた頃に早くもバスが、テント撤収、団体さんの前にトイレに急ぎ、出発します。

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中央コースへ、ゴツゴツした石が敷かれた道をゆっくり登っていきます。

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両脇にドウダンツツジやムシカリなど、色づいた葉がたくさん出てきます。

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振り返ると道の間のはるか下の紅葉、これから先が楽しみになってきました。

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Hさんははるか先へ、煙の臭いですぐそこに待ってくれているのが分かります。

遠目に立ち止まっている人が数人、いよいよ栗駒山の全貌が、少し元気になってきました。そこに着くと期待通りの美しく華やかな彩りが、まるで屏風絵のようです。

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例えようのない、テレビで見たよりさらに美しく、とても嬉しくなりました。

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一段上がった所でドローン撮影をしていて、カットされると解っていても、そのカメラに向かって思い切り頸を伸ばします。

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山頂に続く尾根、左右に広がる景色にカメラが止りません。こちらでもリンドウがたくさん咲いています。

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東栗駒への分岐から最後の階段、左手には草紅葉が広がり、いつものように頂上を目の前にすると元気になってきました。

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山頂に着くとHさんはお湯を沸かす準備をしていました。山頂で集合写真、祠にお賽銭を、山に感謝と最後まで無事に帰れますよう願います。

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三角点も確認し、須川方面の紅葉も撮ります。

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私は3度目の山頂、Hさんは今日が一番、日本の北に来たとの事、ここまでの紅葉に全員圧倒されています。

下山開始、分岐から東栗駒山方面に下ります。

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意外と足場が悪くストックの調整など、ゆっくり下っていきます。

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5分で道は平坦になり、どこを見渡しても色とりどり、少し歩いてまた立ち止まり、飽くことの無い紅葉が続きます。イワショウブの明るく枯れた色が目立ちます。

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東栗駒山への尾根の先端の岩に立ちご機嫌な二人です。

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さらに進み東栗駒山へ、ここから見る紅葉は圧巻、一番のポイントかもしれない。

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その先の大きな岩の前で一本入れます。少し下っていくと最後の栗駒山、目に焼き付けて急な下りに入ります。そこにも綺麗な黄葉が広がっています。

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いよいよ渡渉点に着きました。左の縁をロープにつかまり伝っていきます。

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大きな岩を右に左に越え、100mほど下って右岸の登山道へ。ここからが今日一番の難所、昨日の最後同様、靴が泥まみれになってしましました。大きな段差、滑りやすい岩、昭文社のコースタイムは30分と書かれているが二人にはとても無理。Hさんは途中から先行し、私たちより25分も先に到着、二日間の私たちの累計待機時間は5時間を超えていたのでは。どん亀に付き合ってもらい感謝感謝。

いま報告を書いていて、無事に帰宅できたことにも感謝、この素晴らしい二日間はいつまでも心に残っていくでしょう。お疲れさま、そしてありがとうございました。

山域   栗駒山

★山行日★  2020104日 曇り時々薄日

★参加者★ CL148 SL376 392

★コースタイム★ 

いわかがみ平登山口出発555800栗駒山825~中央コース分岐~東栗駒山コース分岐905~東栗駒山955~渡渉点1035~いわかがみ平登山口1145