東北の山に行ってきました。一日目は安達太良山へ、高速を使わずにロープウェイの駐車場まで、経費削減の為、一般道をひたすら移動します。道の駅、イオンタウンで食糧の調達や休みを入れながら20時半過ぎに駐車場に到着しました。食事もしっかり摂り、テントの中で明日を待ちます。5時40分、朝焼けの中に陽が昇ってきました。
リンドウが咲く山頂駅から「この上の空がほんとうの空です」と彫られた木柱、薬師岳の標柱も立っています。
山頂までは急な登りも少ないですが、紅葉した木々を見つけては各駅停車よろしく、カメラが忙しいです。
Hさん、歩く速さはケタ違いで常に途中待機、お付き合いに恐縮するばかりです。登るにつれて鮮やかさが増し、山麓で心配したことは杞憂だった。
リンドウは最後まで、シラタマの実、マイズルソウの実はすっかり黄色くなった葉の中に鮮やかです。
イワカガミの葉はまだ緑を濃く残しています。左右に点在する赤や黄色、グラデーション効いた葉や、山頂手前の急登から振り返った秋色はとても鮮やかです。
1時間40分で山頂広場に到着、早速目の前のピークを目指します。
自然と「智恵子抄」の歌を口ずさみながら♪♪安達太良の山ぁ~に♪♪その山に到着しました。二人は二代目コロムビア・ローズを知らなくともこの歌は知っているかな?右から巻いて山頂へ、TさんHさんは初めて私は3回目となりました。
少し強い風は冷たいなか、360度の景色を楽しみました。
広場で休憩、Hさんは稜線沿いに進み、下降分岐の先の矢筈森をピストン、尾根は強風で飛ばされそうでしたと、また荒々しい沼ノ平の写真を撮ってきてくれました。
私たちは下の分岐から峰の辻へ、見上げる稜線から降りて来た紅葉、途中の沢の流れもきれいです。
峰の辻で合流、“くろがね小屋”に向かいます。
相変わらず大きな石がゴロゴロした道は小屋手前まで続きます。ようやく小屋に到着、丸太に座って休憩します。
ここまでは軽の四駆が入っています。
林道を緩く下っていきます。分岐を左にやり過ごし、30分で勢至塔の先に分岐。
ようやく旧道の山道へ、これがとんでもない急坂の悪路で靴や裾が泥だらけになってしまった。下の林道でHさんが待機、ほとんどの人がこの先の旧道をよして林道を選択していくとの事、何本か続く旧道をHさんだけは繋げていきました。鳥川橋に到着、アザミ、マツヨイグサ、アカツメクサを確認、奥岳登山口に到着、無事一日目が終わりました。
Hさん、お疲れさまでした。
★ 山域 ★ 安達太良山
★山行日★ 2020年10月3日 晴れ
★参加者★ CL148 SL376 392
★コースタイム★
安達太良山山頂駅7:35~薬師岳7:40~仙女平分岐~9:25安達太良山9:50~10:15峰の辻10:25~11:00くろがね小屋11:10~勢至平分岐11:53~奥岳登山口12:50
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