折角宮城に来たので、前日の栗駒山に続き、船形山に行って見ることに。実は、2カ月前泉ヶ岳に行った時、近くなのでちょっと気になっていたのもある。前泊は道の駅おおさき、まだ新しく街中にあり、売店は遅くまでやっており、多種のお弁当が安い。
道の駅の天気予報によると、明方雨雲が近づいて来るようで心配していたが、まだ暗い早朝は降っておらず、登山口である旗坂キャンプ場に向かう。数台の車が停まっており、登山者のよう。
駐車場には登山届ポストもあり、砂利の林道を少し登って行くと、登山道入口の看板となり、登山道に入って行く。
丸太のステップや深い落葉の道は歩きやすく、旗坂平となる。この登山道には、30番からのマークが付いており、登るに従い番号が少なくなっていく。栗駒山は逆で1番から始まっていた。25番には切断された大木がベンチ代わり、21番の鳴清水に来ると、登山道に雪が現れ始める。
18番になると雪も深くなる。
先に急な雪斜面が出て来たことから、アイゼンを装着。まだ凍った踏み跡にアイゼンがよく利く。
木の間から白い山が見え始めた。
14番を過ぎた小ピークからちょっと下り、一般ルートから左手に向きを変え、冬ルートである尾根に取りつき、蛇ケ岳に向かう。
踏み跡は薄くなり、所々前日降ったろう雪に隠れている。でも踏み跡ない新雪の上を歩くのは、ちょっと不安もあるが、気持ちいい。
ガスも徐々に濃くなってしまい、直線的ではないルートは、GPSの記録を見ながら、蛇ケ岳に。そこには立派な山名看板があった。
先には稜線が繋がっており、晴れたらきれいだろうな。少し戻り、左側に一度下って行く。時々見つかる踏み跡には安堵を覚え、緩やかに登ったり下ったり、右に左に向きを変えていく。
ガスで見通し悪い中、小さな雪庇に近づかないように、登って行き、踏み跡多い一般ルートの尾根に出て、一安心。
樹氷に囲まれた広い雪道登り、2番の倒れた柱。
その後は低木に囲まれた稜線歩きが続き、先に小屋が見えて来た。
小屋のすぐ先は山頂となっているが、そこに立つ標柱にはしっかり霜が付き、字がはっきり読めない。そして、期待してた眺望も全くなく残念。せめて山名だけはと霜を落とし、記念撮影。風が強く、中々カメラの向きが定まらず。
小屋はまだ新しく、中で腹ごしらえしていると、新たに一人が登って来た。どうも自分は山頂一番乗りだったよう。
自分が予定していた下りのルート分岐が分からず、その人に聞いて見ると、通常はそのルート使わないとかで、その人が登って来たルートに同行させてもらうことに。前日は秋田駒ケ岳の天気が素晴らしかったようで、当初行く予定だったが失敗したと後悔。途中、夏道とは違った冬ルートを取り、急な下りとなったり、先には升沢小屋が見えて来た。
2人の登山者とすれ違う。彼らは登り始め後方にいたが、一般ルートを登り途中小屋でゆっくりしていたよう。その中の一人はアイゼンなし運動靴、大丈夫なのか?そして8番である升沢小屋に。横には大きな登山道の案内板があり、中では話し声がしている。
トラバース気味になだらかに下って行く。
10番に、ここから右に上がって行くと蛇ケ岳への一般ルートになる。不動神社なのか可愛い鳥居を抜ける。
先を進み登りで使ったルートの分岐を確認して、来たルートを下っていく。途中でアイゼンを外し、早く番号が増えていくのを期待しながら下る。駐車場に着くと、10台以上の車が停まっており、ほとんど山中では人に会っておらず、どこに行ってるのかな。。。
★山行形態★ 個人山行
★山名 ★ 船形山
★山行日 ★ 2020年04月05日
★天候 ★ 曇り
★参加者 ★ 345
★工程タイム★ 旗坂キャンプ場05:40 -07:05鳴清水 -08:00三光の宮 -09:00蛇ヶ岳 -09:50千畳敷分岐 -10:15船形山10:50 -11:35升沢小屋 -12:20三光の宮 -14:00旗坂キャンプ場
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