冬本番となり、雪遊びがしたく新潟の山、二王子岳に行って来た。例年この時期は、林道手前の民家横の駐車場までしか車は入れず、その後二王子神社まで2.5km歩かなくてはならない。しかし今年は雪少なく、神社少し手前の駐車場まで入れた。そこには先客4台でもう出たよう。

アイゼンやスノーシュー担いで、林道少し上がると左側にピンクテープがあり、神社への登山道に入る。左下には沢が流れ、赤いアーチ形橋渡る。

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鳥居を潜り階段を上がると、立派な二王子神社。ここにはきれいなトイレもあり、屋根付き休憩場所もある。

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登山道案内図と登山届け箱が設置されている横から、登山道を進む。

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沢筋に従い、溶けかっけたザラメ雪道を登って行くと、木に一合目の表示。

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アウターの中は半袖と長袖Tシャツだけだが汗が流れる。雪付く木のステップ、樹林帯、神子岩を抜けると二合目。

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沢筋から尾根筋に登り、更に急斜面を登って行くと三合目。

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奥には一王子避難小屋がある。

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トラバース抜け、尾根筋に従い登って行くと踏み抜きが深くなってきたので、スノーシューを履く。そして四合目表示。

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更に登って行くと10m程の鉄柱が立っている。ここが五合目となる定高山で、雪の深さ2mあるようだ。

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徐々に木丈も低くなり見通しもいいが、下り登りが多くなって来て、登りの傾斜がきつい。

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登山開始から曇りベースであったが、時折青空も顔だし、太陽の光も確認出来、天気良くなることを期待。左右の山波も見え始めた。

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徐々に木もほとんどなくなり、白い斜面を登り始める。

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そして、このルート一番の傾斜となる油こぼし、無雪期にはお助けロープもあるようだが、この時期埋もれてしまい、小刻みにジグザグで高度を上げ、振り返る。

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春山のような雪質では踏み抜きが深く、長靴で追い越して行った人も、かんじきを付けているよう。

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左側上部に見える山並みの端には小屋が見えて来たが、雲が流れ見えるのは一瞬。

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踏み跡に従い前に進むと、数十m左側に小さな祠が見えており三王子神社のよう、夏場のルートはこの近くを通るようだ。

山頂は左側稜線に従って進むのだが、右側稜線から降りてくる人が。話を聞くと、藪漕ぎのバリルートを登って来て、山頂行かず通常ルートを降りるよう。ココヘリに気が付き、勧めておいた。

稜線を緩やかに下り登りして、ドーム型の二王子避難小屋見えて来るが、濃いガスの中。その先に青年の鐘と書かれた鳥居、中央下に山頂の石柱が顔を出している。

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鐘は外され、鳥居の横から一瞬飯豊山が見えたが、その後ガスに覆われてしまう。

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山頂からは、鳥海山や月山も見えたはずなのに残念。小屋の中は1度と温かく、ゆっくり昼食をとる。下山は目前に白い雪斜面を見ながら気持ちがいい。

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油こぼしの急斜面では、スノーシューを下り方向に向けるのは滑っていく可能性があり、横向きにステップを切る。白い雪斜面をトラバースしたり、下ったり登ったりと、徐々に木が多くなって来る。

五合目、四合目、三合目と高度を下げていくと、踏み抜きも少なくなり、踏み跡が細くジグザグとなった急斜面では、スノーシュー歩きにくく、外す。その後は、踵で踏み込むようにして下る。二王子神社横を抜け、駐車場に戻ると、我が車だけ、最後となってしまった。

★山行形態★  個人山行
★山名  ★  二王子岳
★山行日 ★  2020年02月15日
★天候  ★  曇り
★参加者 ★  345
★工程タイム★ 駐車場07:00 -07:15二王子神社 -08:45一王子小屋 -12:20二王子岳13:00 -15:30一王子小屋 -16:45二王子神社 -17:00駐車場