花の咲く山としてこの時季に登る飯盛山、秋口から2回挙げた計画書は何れも天候が悪く中止で、少し遅く感じたがやはり行くことにした。登山口の家の駐車場に車を置かせてもらった。そこの御主人からいただいたカリフラワー、生で食べると甘いよと云われ、口に入れて噛みしめると、なるほど甘みが出てきた。
いつもの道を上がっていきます。
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群生しているはずのツリフネソウはすっかり姿を消し、ミズヒキも終わっています。アザミはチラホラ咲き、ヨツバハギ?は実をつけ、ハナイカリも赤くなりはじめました。
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朽ちたアジサイの萼片は薄っすらと赤みを帯び、これからもっと赤くなるのでしょうか? 
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EHさんの軽快なペースで順調に上り東屋に到着、早くもお裾分けが回ってきました。
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動物除けの防護柵から入っていきます。
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センフリが足元に現れました。きょうの楽しみの花です。真っすぐ上がって左に曲がる所にあるはずのアサマフウロも姿を消したようです。やがて前方が開ける所に出ると目指す飯盛山が見えてきました。ノコンギクは下からずっと続いています。ここまですれ違ったのは3人パーティーのみ、静かな山をのんびり上がっていきます。
マツムシソウ、ヤマラッキョウの花が目に入ってきました。
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山頂に数人の人影が見えその頭上には青空が広がっています。
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上がるほどにセンフリの株は大きくなり、蕾もたくさん付きこれからが楽しみです。
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稜線分岐に出て山頂に向かいます。上りにはマツムシソウが沢山あります。左右に目を凝らしながら山頂に到着、いつものように一枚撮ります。
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茅ヶ岳方面、男山や天狗山、八ヶ岳は上部に雲がかかっていますが、ご機嫌な眺めです。
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下っていくと諦めかけていたウメバチソウ、花が少し欠けていましたが見つけることができました。
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花言葉は「いじらしさ」今年最後のひと花、嬉しかったです。下りた所でひと休み、すぐ横のマツムシソウの群生地も少なかったですが、モンキチョウがそこに止まっていました。
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南アルプスはいまいちの様子、それでも爽やかな風が吹き込みます。
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平沢山に向かいます。アキノキリンソウ、トリカブト、オミナエシなど、正面に平沢山、振り返って飯盛山、こんもりとした互いの山が向き合っています。
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行き交う人も多くなりました。最後の登り、滑りやすいですが回りにはリンドウがたくさん咲きノコギリソウも見つけました。
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三角点の山頂に到着です。
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あらためて周りの景色を見て下山です。シシ岩方面に下り、分岐を飯盛山方面にUターン、あとはご機嫌なパノラマコース、ススキの先に飯盛山、ワレモコウとシモツケは終わりを告げ、タカトウダイも赤くなり始めていました。
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稜線分岐から東屋への下り、飯盛山や花を振り返りながら下っていきます。
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サラシナショウマも見たかったが既に終わり、次回はもう少し早く来ようと思った。
秋の気配を感じた一日、それでも思った以上に花が咲いていて良かったです。
★ 山域 ★ 飯盛山
★山行日★ 2019年10月6日 晴れ
★参加者★ CL148 3 392 元159
★コースタイム★
平沢登山口出発9:00~9:40東屋9:50~10:25飯盛山10:35~10:40分岐にて休憩10:50~平沢山11:05~シシ岩分岐~飯盛山分岐11:30~11:50東屋11:55~平沢登山口12:25