今年の登り初めは、八ヶ岳ジョウゴ沢にアイスクライミングに行ってきました。
昨年末、Yさんが年末年始の休暇でアイスクライミングをしたいとのことで、
私もこれからに備えて、年末にアイスクライミングに必要な道具を揃えたことも
あり、二人で行ってきました。
朝9時に美濃戸口に駐車し出発しました。ヤマレコの情報では、12月30日には、
堰堤広場まで雪がないとのことでしたが、前日の夜、雪が降ったのか、美濃戸口の
駐車場に雪がうっすらとありました。美濃戸に到着。少し休憩をして先に進みます。
堰堤広場で休憩し、しばらく進むと、雪が出てきて、階段もあり歩きにくくなったので、ここで軽アイゼンを付けました。

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美濃戸駐車場はこんな感じ

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雪はほとんどありません。

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美濃戸

途中凍っている箇所もありましたが、滑ることなく、赤岳鉱泉へ到着。宿泊とアイスキャンディの受付を済ませ、昼食に、赤岳鉱泉のパスタを頂きました。
その後は準備を整え、1年ぶりのアイスキャンディに取りつきました。一番易しいルートはガイドツアーの方々に占領され使用できず、垂直壁にロープをセットし、トップロープで登ります。
今年から、
支点はスリング2本を使用すること
ロープは9mm以上の太さのシングルロープで、長さ40m以上あること
と以前と変更点があります。これからアイスキャンディを利用される方はご注意ください。2日目に、ダブルロープで登ろうとしていたグループがいて、シングルロープを持参していた知り合いのグループと一緒に登らせてもらうという場面に遭遇しました。
Yさんは難なく登ることができましたが、私はいきなりの垂直壁に苦戦し、途中で下してもらいました。Yさんには思う存分楽しんでもらい、私はたて刃のアイゼンの練習に励みました。他にアバラコフの支点をアイススクリューを使って作ってみました。
日も落ちて、寒くなり16時をまわったところで部屋に戻りました。

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赤岳鉱泉アイスキャンディ

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アイスキャンディ製造中

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アイスキャンディで楽しんでいるYさん

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アバラコフの支点を作って、引っ張ってみました。

17時30分からお楽しみの夕食。ステーキを頂きました。お腹いっぱいになったのと、疲れてしまったので、食事後は速攻で就寝となりました。
翌朝は6時30分から朝食。なんとあじの開きが出てきました。とても美味しかったです。
朝食後、支度をし、8時過ぎにジョウゴ沢に出発。赤岳鉱泉から20分ほどでF1の氷滝に到着。先行者がいたので少しだけ待って、登り始めます。Yさんは、私がアイスキャンディで登れていなかったため、F1で十分練習をしてから先に進もうと思っていたらしいのですが、私の登っている姿を見て安心したようです。トップロープにして2本登り、支点付近で休憩してからF2の滝に移動しました。F1からF2まではすぐでした。ここでも先ほどの先行者が登っていたため、しばらく待ちました。F2はヤマレコの情報によると、何本もロープを張ることができるようですが、今年は暖冬のため真ん中1本しかロープを張れないようです。凍っているように見えるところも、薄い氷の下には水が流れていて氷自体ももろそうです。
先行者が先に進んで行ったので、トップロープにして、登ります。階段状になっているのでとても登りやすかったです。ここでよい時間になったので1本だけ登り、下ることにしました。
30分かからずに赤岳鉱泉に到着。昼食にビーフカレーを頂いて、美濃戸口まで下りました。

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F1の滝

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F2の滝

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懸垂下降しているYさん

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F2の滝はこんな感じ
私の登っている姿はありませんが、安心してください。
登ってます。

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大同心方面

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赤岳鉱泉に下りてきました

初めての外アイスクライミング。気温もそんなに寒くなく、風もあまりなかったので
快適に楽しむことができました。ただ、下山時、美濃戸から美濃戸口までは通り過ぎる車の砂埃に閉口しました。Yさん、また連れてってください。お疲れ様でした。

  ☆山行形態☆   個人山行 アイスクライミング 
  ☆山域☆      八ヶ岳 ジョウゴ沢
  ☆山行日☆     2016年1月1-2日
  ☆天気☆      晴れ
  ☆メンバー☆    324,352(記)
  ☆コース☆     1日:美濃戸口-美濃戸-堰堤広場-赤岳鉱泉(泊)
              2日:赤岳鉱泉-ジョウゴ沢出合-F1-F2-ジョウゴ沢
                 出合-赤岳鉱泉-堰堤広場-美濃戸-美濃戸口