2013年10月13日(日) 針ノ木峠
 
世の中は3連休の中日でしたが、私は12日仕事のため、仕事を終えてから出発し、8月に行きそびれて
しまった針ノ木岳に行くことにしました。
12日夜11時過ぎに扇沢駐車場に到着しましたが、紅葉の時期とあって、無料駐車場はほぼ満車でした。
かろうじて駐車できるスペースがあったので無理矢理駐車しました。
13日朝6時過ぎ登山道入口を出発しました。この日も登山指導所が開設され、ここに登山計画書を提出
しました。指導員の方に、昨晩は雪が降ったこと、でもアイゼンは必要なく、日陰は注意して歩いて
くださいと言われました。8月初旬に雪渓までの取り付きまでは行っているので、そこまでは難なく行けました。この時期は雪渓が崩壊しているため通れず、高巻の道を通ることになります。ところどころ沢の
渡渉があったのですが、丸太橋は凍っていて、1ヶ所滑ってしりもちをついてしまいました。沢に落ちなくてよかったです。高巻きの道は霜柱があり、昨晩冷え込んだことがわかりました。次第に標高が上がっていくと、雪が積もっていました。幸い凍っていなかったのでよかったですが、滑りやすい状態になって
いたため慎重に登っていきました。途中、下ってくる方がいたのですが、とても歩きづらそうでした。
無理なら引き返そうかとも考えましたが、早い時間だとまだ沢近くの岩の上などは凍って歩きづらいと
想像できたので、峠まで行って考えようと思いました。峠直下のザレ場の折り返しはとても長く感じました。11時頃針ノ木峠に到着。そこからの眺めは最高でした。遠くに富士山、槍ヶ岳も見ることができました。振り返ると赤沢岳、鳴沢岳、鹿島槍。思わず縦走したくなりました。
小屋で昼食を摂り、雪があることを考え、針ノ木岳には登らずに下山することにしました。小屋のご主人
や、途中で知り合ったおじさまには日帰りするなんでもったいないと言われましたが、またコンディションがよい日に来ようと思いました。12時前に下山を開始しました。気温が上がってきたため、雪は溶け始めていました。朝よりも歩きやすく感じました。沢の、登りの時には凍っていた箇所も午後には氷が溶けていたため、滑らずに済みました。15時過ぎに無事扇沢に到着しました。
この時期は急に天候が悪化することも考え、軽アイゼンは携帯しておく必要があると感じました。針ノ木
岳は雪渓が有名ですが、雪渓を通らないルートを歩いてみて面白かったです。でも王道の雪渓を歩きに
今度また来たいと思いました。今度こそ針ノ木岳に登頂します。
 
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登山道入口
 
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雪と紅葉(台風24号が葉を散らせたようです)
 
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大沢小屋(閉まってます)
 
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しりもちをついた橋
 
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ななかまどに雪
 
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針ノ木峠
 
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針ノ木岳方面
 
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稜線がくっきり
 
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蓮華岳
 
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槍ヶ岳
 
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富士山♪
 
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鹿島槍
 
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ザレ場のジグザグ道
 
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登りではパラパラと石が降ってきたところ
 
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こんな鎖場もあります。
 
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銘板発見
 
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無事到着
☆山行形態☆   個人山行
☆山域☆     長野県 針ノ木峠
☆山行日☆    2013年10月13日(日)
☆天気☆      晴れ
☆メンバー☆   352
☆コースタイム  扇沢6:20 - 大沢小屋7:30 - 針ノ木峠10:55(1:00休憩)11:55 - 大沢小屋14:10 - 
            扇沢15:10