2年前空木岳をピストンした時、稜線先に見えるかっこいい山、地図を調べ南駒ケ岳と。当時は時間なく断念したが、いつか行きたいと心に。
車アクセスのため周回とし、伊那川ダムを基点に、越百山、南駒ケ岳、空木岳でマップタイム18時間半であることから、摺鉢窪避難小屋で1泊と計画。そして、いつもはキャップだったが、気分変え先週尾瀬で買ったバンダナに。
前日夜、伊那川ダム先の車両止め横の駐車場へ。数十台は停められそうで、数台の先客が。朝3時過ぎに、次々と車来て準備を始めている。自分もヘッデン着けて、4:15出発。
林道を30分程歩き、南駒との分岐を越百方面へ、九十九折を急激に登り始める。日の出時間過ぎても、空は青くなく。自分より前に4,5人出発してたが、中々追いつかず、自分が遅いのか、反対周りのルートに行ったのか。
樹林帯を黙々と歩き、越百小屋泊まりの3人組とすれ違い、7:30小屋に到着。小屋の色は赤や黄色のペンキでハデハデ。計画より2時間以上早く、今後の台風影響が心配、宿泊小屋を先にできるかもと思い始める。(有料となるが)
その後1時間もかからず越百山頂に、やっと見晴らしが得られる。
下方に越百小屋。
北西には御岳や乗鞍。
東には逆光の中南アルプスのシルエット、南には奥念丈岳に続く稜線。 北には南駒に続く稜線、行くぞ!
東には逆光の中南アルプスのシルエット、南には奥念丈岳に続く稜線。 北には南駒に続く稜線、行くぞ!
森林限界を過ぎた稜線歩きは気持ちよく、もう紅葉が始まり白岩と黄色や赤きれいだ。少々の登り下りは気にならない。
八ヶ岳そして塩見岳の奥になるのか富士山も頭を出している。
目前に仙涯嶺のピーク、左前方には常に御岳。ピークの大岩を巻くと。
その先には南駒が見えて、待ってろよ。
振返ると仙涯嶺、これもかっこいい。
途中かわいいお花も。
カメラ忙しい中、少し下りまた登り南駒ケ岳山頂に10:55。
ここで、同ルート反対周りの若者2人と会う。彼らは日帰り、若いっていいな。南アルプスもはっきり見え始め、2週間前登った鋸岳、大ギャップと小ギャップが分かる。
つぶれぬようザック横にぶら下げてきた菓子パンで昼食、そして少し下り登り、赤椰岳を巻いていくと、前には空木岳とそれに繋がるギザギザ稜線、すばらしい。
右下のカール中央には、当初宿泊予定だった摺鉢窪避難小屋の赤い屋根が。
振返ると南駒。
意外に緩やかな登りで空木岳山頂に13:05、振り返り南駒。
下方には駒峰ヒュッテ。
この山頂はメジャーなので人多いかと思っていたが、3人だけ。若者とお話、FaceBookでまた会いましょうと。変更した木曽殿小屋まで後1時間、ゆっくり楽しんで。最初の岩場下り、鎖やら鉄棒枠あり大岩を巻くように下ったり登ったり、面白い。
その内ほぼ真下といった感じで、木曽殿小屋が小さく見えてくる。
が、中々近づかず、ザレたジグザグ道を急激に下って14:30小屋到着。小屋の受付しようとすると、本当は予約必要だが今日は特別と。うるさそうな管理人感じ悪。
素泊まり5500円なり、シェラフやマット、4Lの水は重たいだけだったが、安全な選択のためしょうがないか。当初、次の朝空木でネット友と待合せていたが、彼がここに泊まると聞いており、ここまで来た。
小屋内は団体のオジサンオバサンで賑やか(煩い)、自炊室は暗く、少々風あったが外のベンチでゆっくりと。目の前には、南駒の全容が構えており、なんともすばらし場所だ。そして、最近得意の焼肉(後で400gと聞きよく食べたな)とお酒でまったり。
その後小屋内自炊場で食事していると、やっと彼が到着。皆さんの食事後、テーブルで彼と。
団体ガイドから余った焼酎を頂き、山ガールとの楽しい一時。ここでもFaceBook、後日FB上で友達に。
次の日3時に外へ、薄雲があるが月がはっきりと、風がない。台風はどこ行ったの?4時になると室内明るくなり騒がしく。4時半には山ガール2人がご来光を見に空木へ、少し遅れてネット友が後を追うように。
自分は下るだけ、団体出発前の5:20小屋を出る。数百mで樹林帯に入り、少々ゴロゴロ岩や深い木根の一般的な登山道を下って、1時間程して急激な下り、沢の音が大きくなり北沢、つり橋を渡る。
そこから15分程の登り、そして小刻みに下って登って、林道に出る。そして1時間半テクテク、9:30駐車場に到着。前日予報では曇りだったが、結構日照りもあり暖かい。
ゆっくり温泉に入り、大好きなお蕎麦を頂き、まだ混まない高速スイスイ、そして天気が一変豪雨の中、16時過ぎ帰宅できた。
PS
このコース、前後の林道は暗くても歩けるので日帰りできそう。荷物軽ければ、余裕もできそうで。そしてバンダナ、日照りが強くならなければ、汗の流れを止め頭が蒸れず、今回は快適であった。
このコース、前後の林道は暗くても歩けるので日帰りできそう。荷物軽ければ、余裕もできそうで。そしてバンダナ、日照りが強くならなければ、汗の流れを止め頭が蒸れず、今回は快適であった。
★山行形態 ★ 個人山行
★山 名 ★ 越百山・南駒ケ岳・空木岳
★山 行 日 ★ 2012年09月29日(土)-30日(日)
★天 候 ★ 晴れ曇り
★参 加 者 ★ 1名(345)
★コースタイム
09/29 04:15 伊奈川ダム登山口
08:20 越百山
10:55 南駒ケ岳 11:20発
13:05 空木岳 13:25発
14:30 木曽殿小屋
09/30 05:20 木曽殿小屋発
09:30 伊奈川ダム登山口
★山 名 ★ 越百山・南駒ケ岳・空木岳
★山 行 日 ★ 2012年09月29日(土)-30日(日)
★天 候 ★ 晴れ曇り
★参 加 者 ★ 1名(345)
★コースタイム
09/29 04:15 伊奈川ダム登山口
08:20 越百山
10:55 南駒ケ岳 11:20発
13:05 空木岳 13:25発
14:30 木曽殿小屋
09/30 05:20 木曽殿小屋発
09:30 伊奈川ダム登山口